忘れられない人。
2018年 12月 10日
会えなくなって3年になる忘れられない女性がいます😔
特に寒い季節になると、最後にお会いした時の光景を思い出します。
ある先生の講座で出会い、Mちゃんは生徒さんで、私はアシスタントでした。
なので、「Mちゃん」「えりちゃん」と呼び合っていました😉
彼女は真っ直ぐで純粋すぎたあまりに、
生き方がとてもとても不器用でした😢
一流企業に勤めるご主人から度々暴力を受けることもあり、夫婦の関係は結婚当初から冷めきっていたそうです。
それでも、二人のお子さんを立派に育て上げました✨👨👩(進学の為お二人共東京へ。)
経済的自立のメドが立たない中で、
少なくともあの時点の彼女には無理だったであろう「別居」を、誰からのサポートもない状態から始められました。
数回カウンセリングに来て下さった時には、すでに古い6畳一間のアパートで暮らしておられました。冷暖房もない環境、お金がないので食事も質素です😫
「時期早々だったのではないか?」
「もう少しご主人と経済的な話を詰めるまで一度戻ってはどうか?」と何度も言いましたが、
「もう無理なのです」「直接話したくない」の一点張りでした😔
そして、慣れないお仕事に挑戦し、おそらく不規則な食生活とストレスから脳梗塞で緊急入院されました。
その後は一気に統合失調症という病が悪化していくという、まさに負のスパイラルに…。
最後にお会いした日、ハグをし合いました🤗
「ありがとう☺️」と言って彼女は泣いていました😢
被害妄想が激しくなっていて、所々会話が成り立たなくなっていましたし、(風邪気味だったので咳をしましたら、「咳をしているから、えりちゃんじゃない。」と何者かが変身している違う人物だと疑われたり、会話していても天井の方を見ながら、誰かが電波を使って盗聴していると言ったり。)、
完全に壊れてしまう前に挨拶に来てくれたんだなと、後になって思いました(*´-`)✨
病院に一緒に行こうと誘っても、その時は良いのですが、当日になると拒否または記憶がなく…( ´_ゝ`)助けたい気持ちを受け取る力はもはやありませんでした。
今でも「愛されたい」「誰かと繋がりたい」という、Mちゃんの純粋で愛らしい眼差しを思い出します。50才を過ぎておられましたが、少女のような雰囲気の美しい人でした🌺
(ご主人に手紙を書き、彼女の近況をお伝えしました。幸いご連絡を頂けまして、とにかく経済的な支援をお願いし了承して下さいました。また、「結婚した頃から彼女に変なことを言われ(家の中の物を盗んだでしょう?etc.)、手をあげてしまうこともあり、申し訳なく思っています。」とおっしゃっていました。)
色々な人生、ご夫婦の姿があることを学ばせてもらいました🤔
Mちゃんが今も元気に生きておられることを切に願います。